生活記事

季節の変わり目に気をつけたい胃について(後編)

 今回は前回投稿しました胃についての後編、胃腸を整えるには?について解説をさせていただきます。前編では胃腸の働きについて解説いたしましたのでまだ見られていない方はそちらも参考にしていただけると胃腸を整える必要性についてより理解がしやすいかと思いますので、是非そちらも参考にされてください。

 前回記事→胃腸について(前編)

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     →肝臓について前編

 胃腸を整える基本は??

 まずは前回のおさらいになりますが、胃腸機能はどうすれば低下するでしょうか?そうです!胃腸を冷やしてしまう事です!特に夏場は冷たいものを一度に摂取することで胃腸機能は低下しやすく、冬場は寒さから胃腸機能の低下が起こります。更に季節の変わり目では寒暖差から身体が冷えるなんてこともありえます。身体を温める方法として、朝の1食にお味噌汁や温かいお茶・白湯を加えましょう。コーヒーは胃を荒らす場合がありますのでおすすめなのはお茶です。又、睡眠時に胃腸を冷やすことは免疫低下や体内調整の妨げを引き起こしてしまいます。対策としてはお腹周りを温める「腹巻き」がおすすめです!非常に簡単にできる対策ですが、胃腸を冷やさないためには非常に効果的な対策になります!

 胃腸に優しい食べ物・負担になる食べ物

 次に胃に影響を与える食事について考えていきます。前回記事で解説いたしました、胃とは「食べ物を取り込み胃液で消化し腸に運ぶ」役割があります。つまり、消化がしづらいものが胃腸の負担になるわけです。最も気をつけたいものはそう、脂質です他にはスパイスや香辛料のような刺激物・アルコール・コーヒー・塩分の多いもの・炭酸飲料、そして稀なケースですが食物繊維の多い食事を取りすぎることも胃には負担になってしまいます。

 そして、胃にやさしいものを考える場合お粥やうどんのような消化に優しいものを選択します。パン食の方には食パンやロールパンなどの脂質が少ないものを選択するのがいいと思います。又食事の際によく噛んで食べることも胃に負担をかけない為に重要な要素になります。

 もう1つ胃を助ける重要な要素が肝臓が良い状態にあるかどうかです。肝臓内で作られる胆汁酸は腸内で脂質を乳化させて胃腸内での消化を助けてくれる役割があります。この機能が低下すると体内の脂質消化が進みづらくなるため、脂質を消化しきれずに体内に蓄えられることになります。結果体脂肪につながってしまいます。

 今回は胃についての解説をさせていただきました!胃はこれからの寒くなる時期に負担がかかりやすい器官になります。食欲の秋ですし食べ物が美味しく感じる季節ですが、胃の負担は私生活にも影響を与えてしまいます胃腸に限らず体調不良には十分にお気をつけください。では!ノシ