本格的に夏に向けて暑くなってきましたね!!皆様「熱中症の対策」されてますか?実はこの時期から熱中症になる方は毎年いらっしゃるんですね!少しニッチなネタにはなりますが、夏に向けての注意も込めて、「5月に起こる熱中症」について解説していきます。
まだ暑くない時期だからこそ水分補給を!!
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熱中症は何故起こるの??
熱中症が起こる原因はやはり暑さをイメージするかと思いますが、実は日中の寒暖差も熱中症には非常におおきな要因になります。特に水分補給は夏場になると意識はするけど4月5月の時期はまだそんなに…という方がほとんどだと思います。体内の水分は身体の体温調整と密接にかかわっており、身体を「35℃~40℃」の間で保っていると言われていますが水分不足や疲労によりその体温調整の機能が悪化してしまうわけです。
最近は朝と昼の寒暖差すごいですよね…忙しくて水分中々取っていない方も多いのではないでしょうか?意識して水分を取ることは非常に重要です(それでも難しいのですが…)
子供の熱中症に注意
子供は活発に動きます。個性によりますが、水分を取らずに運動できてしまう子もいますよね?そのように「あまり水分を取る習慣がない」子供は特に注意をしてあげる必要があります。身体が怠くなった時点で一度日陰に行き身体を休めてあげる必要があるかもしれません。
また、今年から部活動を始める皆様、上級生と同じメニューをこなす事は注意が必要です。極度に運動の強度を上げると身体の疲労が一気に溜まり熱中症のリスクが上がります。 まずは自分の力量を見ながらきつかったら一度休むことも必要です。
又、指導する側も最新の注意が必要です。しっかりとした水分補給と強度のコントロールは選手の体調面だけでなく今後の私生活にも左右するので無理をしようとしている子供はこちらから判断することも必要でしょう。
熱中症にはグレードがあります
最後に熱中症のグレードについて解説していきます。
熱中症の症状には、3つの段階があります。初期の段階(1度)では、めまい・意識の低下・立ちくらみ、頭がぼーっとするなどの症状が起こったり、筋肉痛や体がつってしまうなどの症状が現れることもあります。さらに進行(2度)すると、頭痛・吐き気・嘔吐・下痢・倦怠感・虚脱感・失神などといった症状がみられるようになり、身体に力が入らなくなったり、ぐったりするといった「熱疲労」と呼ばれる状態が起こります。重度の熱中症にならないうちに、適切な対処をすることが重要です。熱中症かも・・・と思ったときには、まずは涼しい場所に移動しましょう。