生活記事

 寒い時期は要注意!!体温について

 今回は、寒い時期だけでなく実は年中で意識したい、体温について解説していきたいと思います。現在この記事を書いているのが11月初旬なのですが、日中が暑いですね(笑)寒暖差があり身体が気温差で何となく疲れやすくなっている気がします。そんな時に恐いのがやはり体調を崩すことですよね…そこで今回は、免疫力を考える上で重要な「体温」について解説していきたいと思います!!

 前回記事→実はすごく重要だけどあまり知らない粘膜の話

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     →暑い時期に暖まる食べ物を取り入れよう

 そもそも体温について何か実は知らないかも…というわけで簡単に解説していきます。体温は体内での新陳代謝や生活活動によって発生する熱の量を示す測定です。実は平熱は36.5℃~37.5℃程度が望ましいと考えられており、非常に高いです。(私もここまで高くないですね…)

 もちろん個人差がありますし、中々このぐらいの平熱を持っている人の方が少ない気はしますが、体温が低いと思わぬ弊害が出てしまうことがある為注意が必要です。

 体温が低いと次のような弊害が起こる可能性があります

・代謝低下…低体温は身体の代謝を低下させます。代謝の低下は倦怠感や疲労感が出やすくなり、エネルギーが消費しにくくなるため、肥満に繋がってしまう可能性があります。

・血行不良…代謝に付随しますが手足のむくみが出やすくなってしまいます。

・免疫機能低下…体温は免疫力とも密接に関係があります。1度体温が下がると免疫力は10%以上も低下すると言われています。特に寒い時期は喉の乾燥と相まって身体を冷やさないことが病気にかからないために非常に重要な要素になります

 血管について詳しく解説→「あなたの年齢は??」知っておきたい血管の話

・温かい食べ物を取り入れよう…体温を温めるためにも私たちの身体は体力を必要とします。そこで温かい食べ物(可能なら出来るだけ熱い食べ物のほうが良いかもしれません。)を取り入れ、内側から身体を温めることで身体を温めるために使われる体力を温存しながら効率よく体温を上げることが出来るわけですね!

寒い時期に取り入れたい食べ物について(記事内容は暑い時期ですが…(笑))

・適切な服装…寒い時期にしっかりと服装を準備することは大切です。日中の寒暖差があり朝は寒いけど日中は暑いみたいな日…多いですよね?暑くて汗を掻いた後は特に体温を奪われやすく注意が必要です。又、急な寒気に襲われることもあるかと思います。その際は首・頭を覆うことで熱の逃げを防ぐことが出来ます。

・室温調整…室温も大切です。寒い部屋で夜を過ごすと次の日には風邪をひいていた…なんて経験はありませんか?私はめちゃくちゃやらかしてます…)どうしても厚着や室内温度を上げると寝辛くなってしまう方は「腹巻」もおすすめです!!

・運動適度な運動は血行を促進し、冷えの改善に役立ちます。ストレッチや筋トレ、ウォーキングどんなことでもOKです!1日の少しの時間、健康習慣に如何でしょうか?

・局所を温める…頭や首を温めることで熱を逃がさないことはご説明致しましたが、手足の冷え等局所の冷えは温シップ・カイロなどで直接温めることも有効です。その中でも首の後ろは血流が全身に広がる部位でもある為、冷える時期は是非意識して温める事をお勧めいたします。

 今回は体温についての解説でした。基本的に体温は病気を除いては温めてあげる方が身体は効果的に作用します。が、食事や生活習慣でどうしても冷えてしまうことが多いですよね!冷えは万病の元!身体を冷やさない生活習慣は健康を意識するうえで非常に大切です!是非少しずつ取り組んでみてください!何か一つでも皆様のお役に立てれば幸いです!