中々爪についても意識することないと思います…
前回の足裏の解説から関連して今回は「爪」について解説していきたいと思います!皆様ちょくちょく爪切り等でケアはされるかと思いますが、果たして爪が身体にどんな影響があるのかご存じでしょうか??今回は実は大切な爪について解説していきたいと思います!!
関連記事→足の裏について意識したことはありますか??実は知らない足裏について
爪ってどんなものか解説…
まず、爪はいったいどんなものなのかを解説していきます!
爪は角質細胞で出来た硬いプレートで、主にケラチンと呼ばれるたんぱく質から成り立っています。個人差はありますが、毎月に2~3ミリ程度の速度で成長しておりその速度は健康状態や食生活によって変動します。
他にも、爪の健康は一般的な健康状態を反映することがあります。爪に異常が現れることで栄養不足・ストレス・外傷などの健康問題を示すことがあります。普段の生活で爪がボロボロになっている等ありませんようくれぐれもご自愛ください。
爪の役割について!
では、爪が身体で行う役割について解説していきたいと思います!
・爪下の保護…外部から爪の下にある神経系を守る役割も担っており、神経伝達をしながら防御まで行ってくれている優れた部位なんですね!!
・物を掴む…手の爪は小さな物体を掴む、物を使わず操作するなどの際に役立ちます。これは非常に重要で、ボタンを押す、物体を掴む、箸・フォーク・ナイフなどの食事(なんならお皿もですね)等日常生活の多くのシーンで役立っています。
・感覚器官…爪には微細な神経があり、微細な触覚を感知することが出来ます!(次で解説いたします)
・サポート…爪は指をサポートし、手足の形状維持にも役立っています。これにより手足の機能が正常に作用し、体重やバランスを支える事に繋がっています
爪の神経について!!
爪は微細な衝撃や物の質感などいろんな情報を脳に伝えています。下記はその一例になります。
・圧力と振動を感知…爪の下には微細な神経終末(細胞の末端部分で体内の情報伝達に使われています)が存在し、これらの神経終末は外部からの触覚刺激を感知しています。例えば、爪に物体が触れるとその圧力・振動が感知されます。
又、神経終末と触覚情報を繋ぐ役割としてMerkel細胞という特殊な細胞が存在します。今細胞は触覚情報を受け取り神経終末に信号を送る役割を果たしています。特に細かな神経伝達を感知する際に一役買っています
・対象物の表面を感知…感知された振動・圧力のような情報は脳に伝達され、物質の硬さ・動き・形状・温度等を認識するために役立ちます。この情報は物を掴んだり、触れたり、歩いたりする際に正確に動作を行うのに重要な情報になります。
爪のケアの方法解説
ここまで爪の重要性についての解説をさせていただきました!!では、爪をケアするにはどうするのか解説していきたいと思います!主に重要なのは3つあります!
・爪切りは適度に定期的に…爪は長すぎても短すぎても、更には角ばったりもよくありません。指のラインに沿うような形で手の先端から少し突き出す程度が理想と言われています。
・爪・指の保湿…爪も皮膚と同じで乾燥を引き起こします。乾燥してしまうと爪が脆くなってしまう原因となりますので、エアコンを使う際は爪も一緒に保湿してあげると良いでしょう!
ミネラルとビタミンは爪の筋が気になる方は是非試してみてください!!
・爪に必要な栄養素…爪も皮膚の一部ですので栄養素を元に構成されています。特にビタミン・ミネラルは爪の健康と強度に影響を与えます。
ミネラル解説→5大栄養素のミネラルについて
又、最初の解説の通りですが爪を構成するケラチンはタンパク質から成り立っています。適度なタンパク質摂取も清潔な爪を保つために必要不可欠な要素と言えるでしょう!!
まとめ
今回は爪について解説させていただきました!普段中々意識したりする場所ではないですが、ケアをしないと疲れや身体を痛めてしまう要因にもなってしまいます。先ずはシンプルに栄養と爪切りなどのケアを行い、綺麗な爪を目指しましょう!!