今回は暑い時期・寒い時期、季節の変わり目に影響を受けやすい胃についての解説をしていきたいと思います。暑い時期になるとどうしても冷たいものやアイスクリームが美味しい季節になりますよね?ですが胃が冷えてしまうと疲れが取れなくなったり、だるさを感じてしまいます。そんな胃の機能や対策、胃を元気づける食品を解説してまいります。今回は前編後編で解説いたします!前半は機能について、後半は食事について解説致します。
前回記事→ファイトケミカルについて
胃の役割って?
まず、胃の役割について(皆様ご存知の方も多いかとはおもいますが笑)解説していきたいと思います!まずはご存の通り食物の消化です。胃の構造は「噴門(ふんもん)、胃底部、胃体部、幽門前提部、幽門」の5箇所に分類されています。そして胃の中に食物が入って来ると噴門から幽門に向かって蠕動運動(ぜんどううんどう 前進を伴う収縮運動のことを指します。)を行い、食物がスリ潰されて腸に運ばれます。その際に胃底部から胃液が分泌され胃液中の酵素であるペプシンによりタンパク質が分解されます。腸に運ばれる際には胃液と蠕動運動により粥状態になり幽門よりゆっくりと腸に運ばれます。
と、このように非常に多くのことを食事を摂取した際に胃では行われているのですが、要するに入ってきた食べ物を胃液で消化し蠕動運動で腸に運ぶ一連の動作を行っているというわけですね!ですが、上記のように複雑な動作を行うため、体のケアを怠ると胃への負担も大きくなってしまいます。ですので次はどのようなことに気をつけるべきかを解説をさせていただきます。
夏場と冬場に気を付けてあげたい胃について
次に、胃を労るためにはどのようにするのが良いのかを解説いたします。胃腸の不調時に使用される胃腸薬が売れるシーズンは冬と夏の温度が厳しい季節になります。注意すべきは胃を冷やしてしまうことです。冷たいものやお腹を冷やしてしまうことで胃の活動が低下してしまいます。特に夏場は冷たい飲み物を飲んでしまいがちになりますし冬場はお腹を冷やしてしまいがちになります。特に夏場は冷たい食べ物から隠れ冷え性になる方が非常に多く、熱中症かと思っていたら実は逆に胃腸を冷やして隠れ冷え性だったという方が非常に多いです。
又、胃はストレス性からも不調に陥ってしまうことがあります。過度なストレスは精神的にも体の内側的にも大きな負担になってしまいます。日頃からストレスを溜めないように適度な運動やバランスの良い食生活を心がけましょう。
前半はここで終了です。又、投稿を再開いたしますのでお時間のあるときにでもご覧いただければ幸いです!