今回は前回投稿しました、青汁についての続きになります!今回は青汁の基本成分4種類について解説致します。青汁にもそれぞれ成分・効果に違いがあるため、自身の目的を考えて使用することも大切です。前回の青汁の基本についての効能はどの青汁でも期待できるのですが、それ他の効果についてこだわりたい方は是非見ていただければ幸いです。
前回→青汁の基本について
関連→食物繊維の解説
青汁の4大成分
青汁は今までの健康ブームでたくさん取り上げられてきました。皆様も広告等で何度も目にしたことがあるのでは無いでしょうか?出ている種類も今では本当に多く、「どれを選んで良いのかわからない…」なんてこともあるかと思います。ですので!今回解説する4つのどれが自分の取りたい種類なのかをこちらの記事で判断していただければなと思います!
①大麦若葉
最近では最も多く使われている種類です!イネ科の植物として知られており、ビールやお茶の原料に使われていたりします。若葉を使うことで効果が高くなり非常に酵素やビタミン・ミネラルが豊富です!特に有名なのは大麦若葉だけに含まれるSODと呼ばれる酵素でこちらが活性酸素の除去によく働く成分なんですね!又、次に紹介するケールよりも、美味しく続けやすい物になります!結論!大麦若葉を取りたい方は身体のアンチエイジジングが目的で、毎日の習慣として青汁を始めてみようかな?という方にオススメな成分です!
抗酸化の重要性とは?→老化の原因活性酸素
②ケール
こちらは元祖青汁!という成分です!キャベツやブロッコリーの原種で独特の苦味があります。今ではNO1の座を大麦若葉に譲っていますが、過去に青汁が不味いを世に知らしめた成分になります。その代わりに成分が凄まじく非常にビタミン・酵素・食物繊維が豊富で、ビタミンでは最も必要なビタミンCやビタミンAを補えるβカロテン、目の健康で有名な色素成分ルテイン等抗酸化力の宝庫になります!ですが…上記の通り味に問題があります…かなりの苦味がありそのままで飲むには癖が強いです。ですので豆乳などに混ぜて飲むことがオススメされています。結論としてケールをオススメする方は青汁を少し試したことがある方・苦味に慣れている方。そしてアンチエイジングや自身の免疫力を上げたいと考えている方にオススメです!
③明日葉
明日葉はセリ科の多年草で江戸時代から「不老長寿の野菜」として使用されているほど昔から日本で使われる成分です。この明日葉もビタミンや他の成分も豊富に含まれますが、なんと言ってもカルコンと言う成分を外せません!!なんと明日葉にしかほとんど含まれていないと言われるポリフェノールの1種です!その効果も凄まじく血糖値の上昇を緩やかにしてくれたり、内臓脂肪を減らす効果、血栓が出来ることを防いでくれる、更に抗酸化・抗菌・抗炎症と気になるところ全てに作用してくれます!理想の成分の1つと言って良いのでは無いでしょうか?ですが、問題点は上記2つ程商品の種類が少ないこと。そして味に癖がある点になります…。結論として、オススメする方は血糖値が気になる方やお薬を飲まれていない程度の高血圧の方(お薬を飲まれている方は医師に要相談)等の生活習慣病予防には適した選択になるかと思います。
④桑の葉
こちらは元をたどると、鎌倉時代より使用されていたと伝記があり、現在では蚕の餌として使用されていることの多いクワ科の園芸植物になります。こちらの説明としてはなんと行っても糖尿病関連の方に特におすすめです。上記明日葉も生活習慣病予防にオススメと説明しましたが、こちらは更に糖尿病には特化していると考えていただければ大丈夫です。桑の葉に含まれるDNJ(1ーデオキシノリマイジン)と言われる成分が血糖値上昇を緩やかにする効果があると正式に発表されている成分になります。もちろん、高血圧・滋養強壮にも効果があるため明日葉との選択は一長一短という感じになるかと思います。弱点はこちらも店頭での選択肢が少ない事が上げられます。オススメする方は言わずもがな糖尿病やその予備軍の方には是非オススメしたい成分です!!
とここまで4種類の青汁成分をご説明させていただきましたが、この4種類は実は相互作用もありお互いがお互いを助け合う成分が多く含まれます。そして、この4種類のうちいくつかが含まれる青汁も存在しますので、もう少し効果が欲しい!と思ったときは少しずつ種類の多いものを選択してみることもオススメします!
最後に…
今回は2回に分けて青汁の解説でしたがいかがでしたでしょうか?最近は青汁を健康に取り入れられる方も非常に多いのでそんな方の選択を手助け出来ればなと思い今回解説させていただきました!
最近、少し生活習慣の見直しを行っており更新頻度が遅れてしまい申し訳ございません。又少しづつ頻度の向上に努めて参りますので、又見ていただけると幸いです!
では!!ノシ