生活記事

1型糖尿20年の筆者がオススメする血糖値の下げ方②

 というわけで前回の後半になります!前回はこちら(筋トレ)前回から血糖値の数値を表すa1cを下げるにはどんな方法が良いの?ということから簡単にですが解説出来ればなと記事にさせて頂いております。今回の内容は自分の1番解説のキモになっております、食事・食べ方などについてです!これに関しましてはかなり記載をしてきたのではないかと思うのですが、全体的なまとめ説明だと思って聞いていただければ幸いです!

 前回記事!運動編!

 1食生活のススメ

 血糖値の指標、a1cを下げるために最も重要になってくるものが食事です。もはや当然のことにはなるのですが、現代人にはとても難しい問題であると考えております。と、いいますのも現代日本は食の欧米化が完全に進んでしまっている状態で、糖質と脂質を一度に摂取する生活に馴染んでしまっています。皆様、「焼き肉」に行くとします。お肉と一緒にご飯を頼みませんか?さらに、シメのラーメンまで!はい、脂質と炭水化物を同時に取っていますね(笑)もっと簡単なのは、菓子パンを2つ3つ食べたりしたことはありますか?菓子パンは1つで300キロカロリーを優に超えるものが多い上にGI値も高く血糖値の上昇が急激に起こります。こういった食生活を改善し、正しくそして自分の口にあった食材を見つけだすことが改善の近道だと考えております。

GI値(炭水化物)解説

脂質の解説

 2避けるべき事・注意点

 というわけで、普段から私が気をつけている食生活の基本的なことから解説していきます!

①炭水化物と脂質を同時に取らない!タンパク質は出来れば多く!

②空腹時間はなるだけ短く!バク食いは避ける朝ごはんは一日を決める!!

③運動前はある程度オッケー!ただし脂質は避けて!

 と、基本的には上記三点になります。順に解説します。

  については、炭水化物・脂質とともに3大栄養素として人間の身体には絶対に必要なのですが、摂取量が多くなってしまうとエネルギーが身体では処理しきれずにまた次の機会に使えるように溜め込んで置くんですねこれが体脂肪になります。特に脂質はエネルギー量が多いのに燃焼されにくい特性があるため取り過ぎにはくれぐれもご注意下さい!

 ② 空腹時間を短くしたい理由ですが、朝食に関してはしっかり摂取してもエネルギーとして脳や身体が消費してくれやすいんです。さらに、朝食は昼食時の暴飲暴食を防いでくれる役割があります。朝食をぬいて、日中の空腹感が増大し胃を満腹にするほどに食べてしまった経験はありませんか?どうしても暴飲暴食は食後血糖値を一気に上昇させてしまう為避けなければいけません。又、全ての食事の順番としてタンパク質→食物繊維→その他の順で考えて食事を取ると、満腹中枢が刺激されやすいです!是非試してみて下さい!

 タンパク質が何故1番最初なの?と言う方に…

③ ですが「夜に良いものが食べたい…」そんな方にはやはり運動特に筋トレが必要になってきます。運動は身体のエネルギーに1番なりやすい糖質から使用します。ですので多少の糖質はエネルギーとして使用してくれるんですね!!しかしここで注意点!!エネルギーになりにくい脂質は避けたほうが良いです!血糖値を上げるのが6〜8時間後と非常に遅く、運動のエネルギーとしては使いにくいです。そのため炭水化物とタンパク質でちょっと食べたいものを選択できれば良いですね!最近私は筋トレ前にグミ(実はほとんど脂質なし!)を食べたりしていますね。

 と個人的に意識しているところではありますが簡単に解説させていただきました。これを意識しただけで、体重では5キロ前後変わりましたし、a1cも非常に良くなりました。まずは21日間です!!ここを目指して、少しずつ自分の身体に向きあって行きましょう!!