前回、ビタミンのACE処方について解説させていただきましたがいかがだったでしょうか?少し変わった内容だったかな?と個人的には思ったりしたのですが、その一方老化の原因になる活性酸素について解説していないな…と感じましたので今回はこの活性酸素について解説をしていきます!こちらもかなりマニアックな内容かもしれませんね(笑)しかし、知識をもっているだけで実践出来るようになります。知らずに行動するよりも意識して行動出来る方がはるかに健康寿命の増加に繋がります!是非頭の片隅に置いといて下さい!(笑)
活性酸素って何??
結論として、活性酸素とは酸素が身体の中で外部からの刺激やストレスにより変化したものです。人間は例外なく呼吸しています。その呼吸している物質の約20%が酸素と言われており、生命活動には必須です。ですが過剰に摂取した酸素がこの活性酸素になってしまします。
活性酸素の役割として、全てが悪いわけではありません細胞伝達物質や免疫機能の1つとして働く効果など他にも効果があり人体に必要な成分ではありますが、マイナス要素として…がん、心血管疾患、生活習慣病などの要因になります。そのマイナス機能を抑えるために抗酸化防止機能が体内には備わっているのですが、現代人はその抗酸化防止機能(以下、酸化機能)を上回る数の活性酸素を発生させてしまっている方が増えている現状です。この酸化機能を超える活性酸素を生み出す現象を酸化ストレスといいます。
活性酸素が多くなる原因は…
では、酸化ストレスはどのように貯まるのか…まず簡単に上がってくるものが、大気汚染・紫外線・放射線そして酒・タバコですね!!更に酸化された食品の摂取もこちらにあげられます。要は油で揚げた食品や多量の炭水化物ですね!!はい、耳が痛いのではないでしょうか?(笑)そうです、まさに現代人の食生活そのものなんです!!油もの、菓子パン、美味しいですよね…もちろんそれらの食べ物ですし全てやめる必要はないですし、食べれないとむしろストレスが溜まってしまいそれも活性酸素の発生に繋がります。ですのでまずは少しづつ食べ物に健康的な物を取り入れる方法が1番オススメです!!
抗酸化を促す食品とは??
活性酸素から身体の酸化を防ぐ酸化防止機能を上昇させてくれる食品は前回紹介させていただきましたビタミンACEの他にコエンザイムQ10やポリフェノール等の食品が挙げられます。又生活習慣においては、適度な睡眠と運動がとても大切になります。適度な運動については激しい息の切れる量の運動は必要なく、軽いウォーキングやストレッチが効果的です。過度な運動は酸化ストレスになり逆効果になってしまうため注意が必要です。
ポリフェノールの多い食品…大豆・玉ねぎ・赤ワイン 等
ワインについては、肝臓に負荷がかからない程度であれば大丈夫です。適量を心がけて摂取することをオススメします。
コエンザイムQ10の多い食品…イワシ・ハマチ・豚肉・牛肉
調理方法として、揚げたり、焼いてしまいますと酸化してしまいます。ですので、可能な限り油の使わない調理法をオススメします。これについては血糖値も同様で、焼いたり揚げた食品はその場ではなくゆっくり吸収された後に血糖値を一気に揚げてしまいます。非常に血糖値の調整も難しくなるため注意が必要です。それでも揚げ物は食べたくなるものですよね(笑)そんなときにはオリーブオイルなどの身体に良い油を使うことをオススメします!!
今回は活性酸素の基礎的な知識について書かせていただきました!活性酸素を意識して私生活を変えることは健康寿命を伸ばすこと、ストレスのない生活を送ることに直結しています!(意識しすぎてストレスになってしまわないようにしないといけませんが…(笑))無理のない程度で良い習慣を取り入れて行きましょう!!
皆様の知識として少しでもお役に立てれば幸いです。それでは!!ノシ